特徴的な色で風景 感性の17点 知的障害の松井さん(菊川) 浜松市北区で個展
知的障害があり、独特な感性で絵画制作に取り組む菊川市の松井久悦さん(25)の個展「ひさよしの絵画展」が29日まで、浜松市北区細江町の国民宿舎奥浜名湖で開かれている。
新作を含め、広告やカレンダーの裏に油性ペンで描いた17点を展示した。天竜浜名湖鉄道や浜名湖パルパルなどの景色を特徴的な色使いで表現している。コロナ禍で外出できないもどかしさを抱えていた頃の作品には、レストランやおもちゃ屋、コンビニなどさまざまな行きたい場所が登場する。母照子さん(66)は「コロナ禍で作風が変化してきた」と話す。
交流を続ける常葉菊川高野球部OBの町田友潤さんとの縁も写真や新聞記事などで紹介している。午前9時から午後8時。