菊川総合病院の一般病床減少へ 看護師不足などに対応
菊川市は26日、2027年度までに市立総合病院の一般病床を一部減らす方針を明らかにした。看護師不足やトイレ、シャワー室の改修による対応。24年度から施行する計画に示した。市全員協議会で説明した。
現在、一般病棟は202床。計画最終年の27年度までには急性期一般の患者が使う4床を減らす案が示された。トイレが狭く、車椅子での利用がしづらいことから改修を求める患者の要望があった。
同病院経営企画課によると、11月時点で一般病棟の実稼働による病床稼働率は95・9%だという。減らす病床は、現在使用していない部屋を予定する。計画は22年に国が示したガイドラインに基づき、作成した。