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テーマ : 菊川市

菊川市(定数1-3)立候補者の決意 静岡県議選

 静岡県議選は9日の投開票に向け、無投票を除く19選挙区の43議席を巡って67人が激しい選挙戦を繰り広げている。人口減少や新型コロナウイルス禍で落ち込む地域経済の活性化、防災対策など課題が山積する中、候補者は何を強調して支持を呼びかけているのか。人物像と合わせて紹介する。(届け出順。名前の右のかっこ内は党派、現元新の別、丸数字は当選回数、投票日基準の満年齢の順)

経営者の決断力 政治に photo03 黒田茂氏
 黒田茂(くろだしげる)氏 (無新、55歳)
 小国神社で婚礼事業、菊川市内外で飲食事業を営む。元町議の祖父の影響や衆議院議員秘書の経験から「いつかは政治の舞台に」と思い続けてきた。
 転機はコロナ禍だった。苦しむ同業者を見て「政治家だったら力になれたのに」と一念発起。実態に合わない行政の支援にも疑問を感じた。「しがらみのない世代交代」が旗印。市民目線の政治や、経営者の決断力を生かしたスピード感のある対応を目指す。
 強く訴えるのは水問題。「水に苦労してきた菊川だから命の水を守りたい」。独自政策は小笠高と市内中学、地元企業との連携強化。地元の若者が郷土で就職する「地産地働」を掲げる。防災士の資格を持つ。妻、長男長女の4人暮らし。
 
治水対策の強化に注力 photo03 赤堀慎吾氏
 赤堀慎吾(あかほりしんご)氏 (自新、64歳)
 1983年に旧小笠町に採用され、行政経験は40年にわたる。2017年からは菊川市副市長を務め、こども園整備や小学校の耐震工事、JR菊川駅整備事業を進めてきた。
 「菊川は自然豊かでいい町だが課題は多い」と指摘し、解決には市と県の連携が必要と強調する。安全・安心・安定した社会の実現を掲げ、「少しでも前に進めるため自分の経験を生かしたい」と力を込める。
 喫緊の課題は水害対策。近年の台風では市内で浸水被害が多発した。「市だけで対応するのは限界がある」と感じる場面も。国、県、市が足並みをそろえ、河道掘削や雨水貯留施設の建設など治水対策の強化を目指す。カレー作りが趣味。猫を3匹飼っている。
 
 横山正文(よこやままさふみ)氏 (諸新、55歳) 本人に取材できないため、掲載しません。

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