農村・都市部 交流機会に 菊川 住民らソバの選別体験
菊川市のグループ「そばづくりクラブアグリろくごう」はこのほど、今季収穫したソバの脱穀と調整の体験会を同市牛渕の六郷茶農協広場で開いた。牛渕地区と青葉台地区の住民を中心に約20人が参加した。
市内の農村部と都市部の交流を目的に2017年ごろから開催されている。耕作放棄地を活用する狙いもあり、1500平方メートルで栽培を行う。
参加者は日干ししたソバを脱穀し、農具の唐箕(とうみ)を使って実を選別した。青葉台地区の鈴木啓三さん(73)は「ソバづくりはみんなの楽しみの一つになっている」と話した。今後、製粉してそば打ちにも取り組む予定。