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焼津神社大祭開催へ 神輿渡御、関係者のみ

 焼津市の焼津神社が毎年8月12、13の両日に開催する神社大祭について、新型コロナウイルス禍前とは形式を変えて開催する方針を決めたことが21日、分かった。神輿(みこし)を担いで市中心部を練り歩く「神輿渡御(とぎょ)」は3年ぶりに実施するが、一般の参加は認めず関係者のみで行う。
 神輿渡御は2020年、21年と新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止した。今回は神社総代と祭典委員が神輿を乗せた台車をひき、市中心部を練り歩く。
 子どもの無事成長を願って祈とうをする「のぼりかつぎ」と、子どもの体を回転させて泣き声が大きいほど元気に育つといわれる「神ころがし」は、コロナ禍前は大祭の中で行っていたが、ことしは感染予防の観点から8月10、11、12日の3日間に分散して行う。
 神ころがしは、神社総代らが直接触れないように「神揺乃帆(かみゆりのほ)」と呼ばれる布に子どもを乗せて揺らす方式に変更する。
 同神社の鈴木啓央宮司は「通常のようなにぎやかさがないのは残念だが、安全面を配慮して実施することを決めた」と話した。

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