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浜名湖花博、ガーデンパーク会場もオープン 100万株の花々彩る

 「浜名湖花博2024」(浜名湖花博20周年記念事業実行委員会主催)の浜名湖ガーデンパーク会場(浜松市中央区)が6日、オープンした。先に始まったはままつフラワーパーク(同区)との2会場で、浜名湖周辺エリアを舞台とした「花と緑の祭典」が本格的に幕を開けた。「浜名湖花博2024」の開幕を迎え、家族連れらでにぎわう浜名湖ガーデンパーク会場=6日午前、浜松市中央区
 2004年のしずおか国際園芸博覧会(浜名湖花博)の20周年記念イベント。初日は春の陽気に誘われて、全国から訪れた人々が開園1時間以上前から行列をつくった。開会式典で関係者がテープカットを行うと、家族連れ、カップルなどが一斉に入場して庭園の散策や写真撮影を楽しんだ。浜名湖ガーデンパーク会場がオープンし、ネモフィラなどの花々を楽しむ来場者=6日午前、浜松市中央区
 ガーデンパークは11の花壇、庭園を一新。国際ガーデニングショーで高い評価を受ける石原和幸さん(66)ら日本を代表する庭園デザイナーが監修した。園内は5千種100万株の花で彩られ、最大の花壇「花織り畑」は春はネモフィラ、初夏はヒマワリと、季節ごとに表情を変える。印象派庭園「花美の庭」は色彩豊かな植物の魅力に触れることができるという。
 印象派の名画に入り込んだような体験が楽しめる没入体験型デジタルアート「イマーシブミュージアム」、スマート農業体験など先端技術を駆使したアトラクションも用意した。「花博キッチン」は県産の食材を使用し、花にちなんだ特別メニューを提供する。
 04年の花博も訪れたという同区の自営業河合幸広さん(69)、久代さん(69)夫妻は、孫2人を連れて来園した。「20年後にまた来ることができてうれしい。孫たちにとっても今日の出来事が一生の思い出になってくれたら」と語った。
 ガーデンパーク会場の会期は6月2日までの58日間。入場料は大人800円、小中学生400円。浜名湖ガーデンパーク会場がオープンし、花々を楽しむ来場者=6日午後、浜松市中央区浜名湖ガーデンパーク会場がオープンし、花々を楽しむ来場者=6日午後、浜松市中央区浜名湖ガーデンパーク会場がオープンし、庭園の花を楽しむ来場者=6日午前、浜松市中央区浜名湖ガーデンパーク会場の開幕式でテープカットに臨む関係者=6日午前、浜松市中央区
 (浜松総局・仲瀬駿介、写真はいずれも同・山川侑哉撮影)

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