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テーマ : 編集部セレクト

バスケWリーグ シャンソンが決勝逃す PO準決勝第3戦

 バスケットボール女子Wリーグは8日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザでプレーオフ準決勝第3戦を行い、レギュラーシーズン(RS)5位のシャンソン化粧品は72―93で富士通(RS1位)に敗れ、対戦成績1勝2敗で15季ぶりの決勝進出はならなかった。

富士通―シャンソン 第2クオーター、ルーズボールを競り合うシャンソン・小池(左から3人目)
富士通―シャンソン 第2クオーター、ルーズボールを競り合うシャンソン・小池(左から3人目)
富士通―シャンソン 第1クオーター、厳しいマークを受けながら攻め込むシャンソン・ウチェ(左)
富士通―シャンソン 第1クオーター、厳しいマークを受けながら攻め込むシャンソン・ウチェ(左)
富士通―シャンソン 第2クオーター、ボールを奪われるシャンソン・吉田(右)
富士通―シャンソン 第2クオーター、ボールを奪われるシャンソン・吉田(右)
富士通―シャンソン 第2クオーター、ルーズボールを競り合うシャンソン・小池(中央)
富士通―シャンソン 第2クオーター、ルーズボールを競り合うシャンソン・小池(中央)
富士通―シャンソン 第3クオーター、マークを受けながらシュートを放つシャンソン・鷹のはし(左)
富士通―シャンソン 第3クオーター、マークを受けながらシュートを放つシャンソン・鷹のはし(左)
富士通―シャンソン 第4クオーター、懸命に守備をするシャンソン・知名(右から2人目)ら
富士通―シャンソン 第4クオーター、懸命に守備をするシャンソン・知名(右から2人目)ら
富士通―シャンソン 第4クオーター、厳しいマークを受けながら攻め込むシャンソン・佐藤(左)
富士通―シャンソン 第4クオーター、厳しいマークを受けながら攻め込むシャンソン・佐藤(左)
富士通―シャンソン 第4クオーター、懸命に守備をするシャンソン・知名(左から2人目)や佐藤(同3人目)
富士通―シャンソン 第4クオーター、懸命に守備をするシャンソン・知名(左から2人目)や佐藤(同3人目)
富士通―シャンソン 第2クオーター、ルーズボールを競り合うシャンソン・小池(左から3人目)
富士通―シャンソン 第1クオーター、厳しいマークを受けながら攻め込むシャンソン・ウチェ(左)
富士通―シャンソン 第2クオーター、ボールを奪われるシャンソン・吉田(右)
富士通―シャンソン 第2クオーター、ルーズボールを競り合うシャンソン・小池(中央)
富士通―シャンソン 第3クオーター、マークを受けながらシュートを放つシャンソン・鷹のはし(左)
富士通―シャンソン 第4クオーター、懸命に守備をするシャンソン・知名(右から2人目)ら
富士通―シャンソン 第4クオーター、厳しいマークを受けながら攻め込むシャンソン・佐藤(左)
富士通―シャンソン 第4クオーター、懸命に守備をするシャンソン・知名(左から2人目)や佐藤(同3人目)

 シャンソンは立ち上がりの悪さが最後まで響いた。前半だけで6本の3点シュートを浴びるなど33―52。第3クオーター(Q)もさらに突き放された。50―78で迎えた第4Q中盤に金田愛奈、佐藤由璃果、白崎みなみが連続11得点し、その後も小池遥、鷹のはし公歌(沼津市立高出)の3点シュートなどで食らい付いたが届かなかった。
▽準決勝第3戦(富士通2勝1敗)
富士通(リーグ1位) 93(34―14 18―19 20―12 21―27)72 シャンソン化粧品(リーグ5位)

格上・富士通に完敗も 今季は全チームから白星、復活へまた一歩 photo03 富士通に敗れ、悔しさをにじませながらコートを後にするシャンソン・小池    15年間、閉ざされた決勝の扉はまだ開かない。だが、名門復活への道をまた一歩進んだ。シャンソンはレギュラーシーズン覇者の富士通に押し切られたが、2季続けて2連敗していた準決勝で1勝。シーズンを通じて全チームから白星を挙げ、主将小池は「若いチームが日に日に成長した。この敗戦を次に生かす」と新たな決意をにじませた。
 第3戦は富士通に3点シュート9本、成功率90%をたたき出されて21点差の完敗。2週続けて激闘を繰り返したチームに3連戦を戦い抜く力は残っていなかった。それでも、第4クオーターは45―72の大差から5本の3点シュートなどで食い下がった。「諦めずリングに向かった」と鷹のはし(沼津市立高出)。最後までシャンソンらしく走り切った。 photo03 第2クオーター、ボールを奪い合うシャンソン・鷹のはし(中央)    チームに今季の日本代表はいない。それでも、代表経験者が並ぶトヨタ自動車、富士通に大逆転劇を演じた。昨季の大量退団を機に出場機会を得た金田は主力に成長。新加入の鷹のはし、白崎が新たな力となり、知名ら控え組も要所で効果的な働きを見せた。
 準決勝の壁を乗り越えるため、鵜沢監督は「強いチームから学びたい」と言う。若手主体のチームは大きな可能性を秘めるが、まだまだ粗削り。最後に富士通に見せつけられたような完成度を身に付け、来季こそ決勝の舞台に立つ。
(運動部・山本一真) photo03 第4クオーター、ボールを奪いにいくシャンソン・知名(左から2人目)と金田(左)   photo03 富士通に敗れ、肩を落とすシャンソンの選手   (写真は武蔵野の森総合スポーツプラザで写真部・小糸恵介が撮影しました)

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