テーマ : 美術・絵画・写真

身近な生き物の油彩画 佐々木さん(掛川)が個展 静岡市葵区

 掛川市在住の画家佐々木芳子さん(70)の個展「佐々木芳子展―いきもの日記」が来年1月12日まで、静岡市葵区相生町のしずおか焼津信用金庫本店のギャラリー「ゆめ空間」で開かれている。ウサギや鳥、ヤギなど身近な生き物を描いた油彩画を中心に約20点が並ぶ。

飼っていた動物や身近な生き物への思いを表現した作品が並ぶ会場=静岡市葵区
飼っていた動物や身近な生き物への思いを表現した作品が並ぶ会場=静岡市葵区

 佐々木さんが過去に飼っていた動物のほか、自宅近くの畑や山に現れたり、夜に鳴き声が聞こえてきたりする身近な生き物に思いをはせて作品を描いた。赤茶色の毛をしたウサギがたたずむ作品「秋に思う赤うさぎ」は、幼いころに飼っていたウサギに抱いていた気持ちやイメージを、対象物を変形させて描く「デフォルメ」という技法で表現している。
 佐々木さんは「同じ地球に住んでいる仲間として生き物のことを思い出してくれれば」と語った。
 同ギャラリーは土日祝日と31日~1月3日は休館。

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