テーマ : 美術・絵画・写真

広重の浮世絵 花木に着目の企画展 静岡市清水区由比

 江戸時代の浮世絵に表現された花木に着目した企画展「浮世絵花ごよみ」が、静岡市清水区由比の東海道広重美術館で開かれている。前期は25日まで。後期は27日から3月31日まで。

浮世絵に登場する花木に着目した企画展=静岡市清水区由比の東海道広重美術館
浮世絵に登場する花木に着目した企画展=静岡市清水区由比の東海道広重美術館

 花の名所巡りや園芸に親しみ、草花を模したデザインを身の回りに取り入れるなど、江戸の町民にとって四季の自然が重要な娯楽の対象だったことを、歌川広重の作品を通じて紹介。桜や芍薬(しゃくやく)、菊、藤といった当時広く親しまれていた草木や花が描かれた版画を、四季に分けて展示した。フィンセント・ファン・ゴッホが模写したことでも知られる歌川広重の「名所江戸百景 亀戸梅屋鋪」も出品した(前期のみ)。
 4日と3月10日に学芸員によるギャラリートークを実施する。午後1時から約30分で参加無料。

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