テーマ : 美術・絵画・写真

市民アートお披露目 袋井駅南地区にぎわい創出へ 東京芸大も協力

 袋井市は16日、JR袋井駅南側の田端東遊水池公園で、市民が制作過程に携わったパブリックアート作品「ヒカリノミチ」と「ヒカリノクモ」のお披露目会を行った。にぎわいの拠点づくりのため約2年に渡って制作されたアート作品の完成を来訪者が祝った。

市民が制作に携わったパブリックアート作品「ヒカリノミチ」=袋井市の田端東遊水池公園
市民が制作に携わったパブリックアート作品「ヒカリノミチ」=袋井市の田端東遊水池公園
パブリックアート作品「ヒカリノクモ」=袋井市の田端東遊水池公園
パブリックアート作品「ヒカリノクモ」=袋井市の田端東遊水池公園
市民が制作に携わったパブリックアート作品「ヒカリノミチ」=袋井市の田端東遊水池公園
パブリックアート作品「ヒカリノクモ」=袋井市の田端東遊水池公園

 アートは2022年度、小中学生を対象に作品のコンセプトやデザインを検討するワークショップを開催したことを皮切りに制作を開始。東京芸術大の教員らが協力して小中学生のアイデアを基に六つのデザイン案を作成し、市民投票で2作品の制作が決定した。
 お披露目会には大場規之市長や同大の渡辺五大教授らが出席。市民有志らによる今年の干支(えと)にちなんだ「竜の舞」で完成を祝った後、作品からカバーが外され、市民に披露された。全長約11メートルの「ヒカリノミチ」は市民がワークショップで「私の袋井」をテーマに制作したタイル計315枚で虹色に彩られ、色ガラスがはめ込まれた「ヒカリノクモ」は地面に幻想的な光を投影した。
 ワークショップに参加したという西野颯優さん(浅羽東小5)は「自分の作ったタイルが作品の一部になっていてうれしかった。好きになれそう」と喜んだ。

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