テーマ : 美術・絵画・写真

長泉・ビュフェ美術館50年記念展 偉才の生涯を回顧 25日から

 長泉町のベルナール・ビュフェ美術館で25日、開館50周年記念展「ベルナール・ビュフェ 偉才の行方」(同館、静岡新聞社・静岡放送主催、スルガ銀行特別協賛)が開幕する。18日、同館で作品の設営が行われた。

日本の風景などを描いたビュフェの作品の配置を考える学芸員=長泉町のベルナール・ビュフェ美術館
日本の風景などを描いたビュフェの作品の配置を考える学芸員=長泉町のベルナール・ビュフェ美術館

 20世紀後半を代表するフランス人画家ベルナール・ビュフェ(1928年~99年)の40年代から最晩年までの作品を総覧しながら、偉才を再考する展示。室内や静物を中心に描いた初期作品から、サーカス、闘牛、愛する人たちなど全8章に分けて77点を紹介する。
 18日は、学芸員がビュフェが来日した際に見た光景を描いた作品を飾るエリアの配置を考えた。学芸員の井島真知さんは「偉才として若くしてデビューしたビュフェが50年かけて歩んだキャリアを、さまざまな側面からたどる展覧会。普段より大作がそろっているので、ぜひ足を運んでほしい」と話した。
 展示は2024年11月24日まで。

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