テーマ : 美術・絵画・写真

静岡市の写真家橋向真さん急逝 「すごい富士山」地元展覧会に追悼パネル設置

 旅行先の岐阜県中津川市で4日に46歳の若さで急死した写真家橋向真さん(静岡市葵区)の展覧会を開催中の駿府博物館(同市駿河区)はこのほど、会場に橋向さんの死去を知らせる追悼文パネルとノートを置いた。訃報に接したファンらが弔いの言葉を書き残している。

追悼文パネルが設置された館内=静岡市駿河区の駿府博物館
追悼文パネルが設置された館内=静岡市駿河区の駿府博物館
橋向さんへの弔いの言葉や感謝の言葉を来館したファンがノートに書き残している=静岡市駿河区の駿府博物館
橋向さんへの弔いの言葉や感謝の言葉を来館したファンがノートに書き残している=静岡市駿河区の駿府博物館
追悼文パネルが設置された館内=静岡市駿河区の駿府博物館
橋向さんへの弔いの言葉や感謝の言葉を来館したファンがノートに書き残している=静岡市駿河区の駿府博物館

 パネルには紙製の花を供えた。東京都や愛知県など全国各地のファンが訪れ、作品と出会ったことへの感謝や早すぎる死去に対する哀悼のメッセージを寄せている。同館の小泉祐子館長は「富士山写真の新しいスタイルの開拓者で、今後の活躍を楽しみにしていました。ご冥福をお祈りしています」と話した。
 橋向さんは「すごい富士山」と銘打った写真シリーズで交流サイト(SNS)を中心に人気を集めていた。神々しい光や躍動感のある雲に包まれた幻想的な風景が特徴だった。同館によると、展覧会は最終日の12月10日まで予定通り開催する。

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