テーマ : 美術・絵画・写真

自由な発想の力作並ぶ 静岡県内の特別支援学校高等部生 静岡で作品展

 静岡県内32校の特別支援学校高等部の生徒による合同作品展が26日、静岡市駿河区のグランシップで始まった。29日まで。

特別支援学校高等部の生徒が制作した作品が並ぶ会場=静岡市駿河区のグランシップ
特別支援学校高等部の生徒が制作した作品が並ぶ会場=静岡市駿河区のグランシップ

 授業や部活動で制作した美術作品計約500点が寄せられた。セロハンテープ34本分を丸めたり貼り付けたりして「スピノサウルス」の頭がい骨の標本を表現した立体作品や、細かくちぎった色紙で浜松城を描いた貼り絵など、個性豊かな力作が並ぶ。最高賞の県教育委員会教育長賞は、富士特別支援学校富士宮分校2年生26人による点描画「富士宮シーパラダイス」が受賞した。絵の具を付けた割り箸やつまようじ、綿棒を使い緻密なタッチでクラゲや魚など海の生き物を描いた。
 高文連特別支援学校評議員の松本進さん(58)=静岡市葵区=は「生徒たちが自由な発想で描いたエネルギーあふれる作品を楽しんでもらいたい」と話した。

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