テーマ : 美術・絵画・写真

書家・高塚竹堂知って 30日まで遺作と幕末三舟展 静岡・清水区の交流館新装記念

 静岡市清水区船越地区出身で昭和期に活躍した書道家高塚竹堂の遺作展と江戸幕末三舟書展が、同区の船越生涯学習交流館のリニューアルオープンを記念して同館2階の展示スペースで開かれている。30日まで。

リニューアルオープンを記念した展示=静岡市清水区の船越生涯学習交流館
リニューアルオープンを記念した展示=静岡市清水区の船越生涯学習交流館

 遺作展では竹堂の作品16点のほか、揮毫(きごう)した教科書や雑誌を、書展では勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟の3人の書を展示した。竹堂の書は同区内の羽衣の碑や和菓子の商標にも使用されており、なじみのある展示が見られる。
 竹堂の子孫の高塚栄一さん(76)は「普段は見られない展示を見て、地元にこういう書家がいたことを知ってほしい」と来館を呼びかけた。

いい茶0

美術・絵画・写真の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞