テーマ : 美術・絵画・写真

保護猫との生活、喜び描く 画家尾崎さん 静岡市葵区で個展

 静岡市駿河区の画家尾崎裕子さん(64)の個展「猫と私の今昔物語」が10日まで、同市葵区のしずぎんギャラリー四季で開かれている。

アクリルで描かれた猫の表情豊かな作品が並ぶ会場=静岡市葵区のしずぎんギャラリー四季
アクリルで描かれた猫の表情豊かな作品が並ぶ会場=静岡市葵区のしずぎんギャラリー四季

 尾崎さんが現在共に暮らしている5匹の保護猫たちをモデルに、表情や個性が豊かな猫をアクリル画やコラージュなどで表現した約60点が並ぶ。9匹の猫が黒猫「吉二」を囲み、吉二が光り輝く星を持ってこちらを見つめている作品は、尾崎さんが以前飼っていた黒猫「吉」が亡くなって悲しみに暮れる中、保護猫として出合った「吉」にそっくりな黒猫「吉二」に感じた運命や喜びを描いた。
 尾崎さんは27年前から猫を描き続け、作品数は300点を超えるという。「猫たちへの尊敬や憧れの思いを表現した絵を見て、明るい気持ちになってもらえたらうれしい」と話した。

いい茶0

美術・絵画・写真の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞