テーマ : 美術・絵画・写真

豪で修行、野焼きの技法で制作した陶器 浜松市東区で個展 

 浜松市中区の陶芸家神谷美保子さんの作品展が23日、同市東区上新屋町の「ひでさんぎょうの美術室」で始まった。25日まで。

神谷さんが制作した花器や皿が並ぶ作品展=浜松市東区上新屋町の「ひでさんぎょうの美術室」
神谷さんが制作した花器や皿が並ぶ作品展=浜松市東区上新屋町の「ひでさんぎょうの美術室」

 土におがくずを敷いて作品を置き、枝を乗せて800度の熱で焼き上げるオーストラリアの野焼きの技法で制作した陶器の花器や皿など約50点が並ぶ。低温で焼くため、釉薬(ゆうやく)の発色がやわらかくなる点が特徴だという。
 神谷さんは1989年に同国で野焼きの技法を知り、15年間現地で修業した。神谷さんは「焼き上がるまでどんな色が出るか分からないのが魅力。自由に楽しんでほしい」と語った。

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