テーマ : 美術・絵画・写真

日中韓の工芸家 9人の作品紹介 12月3日まで 静岡市駿河区 東アジア文化都市

 日中韓の工芸家の技を紹介する「東アジア工芸展」が12月3日まで、静岡市駿河区丸子の伝統工芸体験施設「駿府の工房 匠宿」で開かれている。

作品を展示した日中韓の作家=静岡市駿河区丸子の「駿府の工房 匠宿」
作品を展示した日中韓の作家=静岡市駿河区丸子の「駿府の工房 匠宿」

 染め物や刺しゅう、漆芸、陶芸など9人の作品から、古くからの交流によって発展してきたそれぞれの表現を味わうことができる。県が推進する交流事業「東アジア文化都市」の一環。
 日本からは、日本画から着想を得たという手芸家洋輔さんの刺しゅうと、匠宿「火と土」工房長の前田直紀さんの陶芸、静岡文化芸術大で講師を務める漆造形家小田伊織さんの作品が並ぶ。小田さんは靴をモチーフにした造形物で、使い続けることで増す漆の魅力を表現。「工芸品は大切にしまいがちだが、経年変化による味わいを感じてもらえたら」と話した。

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