テーマ : 美術・絵画・写真

スイス絵本画家 3人の原画紹介 長泉・ビュフェ美術館

 スイスを代表する3人の絵本画家の世界を紹介する「こわくて、たのしいスイスの絵本」展(静岡新聞社・静岡放送後援)が8日、長泉町のベルナール・ビュフェ美術館で開幕する。7月2日まで。

3人の絵本画家の作品を鑑賞する園児=長泉町のベルナール・ビュフェ美術館
3人の絵本画家の作品を鑑賞する園児=長泉町のベルナール・ビュフェ美術館

 展示しているのは、アルプスの植物や虫、花を擬人化した「花のメルヘン」などで絵本画家の先駆けとなったエルンスト・クライドルフ(1863~1956年)、「ブレーメンのおんがくたい」など軽快なタッチで動物を描いたハンス・フィッシャー(1909~58年)、グリム童話をユーモラスな絵で表現したフェリックス・ホフマン(1911~75年)の作品。長野県の小さな絵本美術館による協力のもと、フィッシャーの原画やクライドルフの初版リトグラフ、ホフマンの手描き絵本など約130点が並ぶ。
 7日の開会式には同館の武井利喜館長が出席し、エンゼル幼稚園(同町)の園児8人を招待した。武井館長は「父親として、自身の子どものために描いた作品も多い。親子で見てほしい」とあいさつした。8日午後1時半からは武井館長のトークも実施する。

いい茶0

美術・絵画・写真の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞