テーマ : 美術・絵画・写真

伊藤さん足跡たどる アフガンの写真40点 19日まで磐田・中央図書館

 農業ボランティア活動をしていたアフガニスタンで2008年、武装勢力に殺害された掛川市出身の伊藤和也さん=当時(31)=の足跡をたどる写真展(静岡新聞社・静岡放送後援)が14日、磐田市見付の市立中央図書館で始まった。19日まで。

アフガニスタンでの伊藤さんの活動を伝える写真展=磐田市見付の市立中央図書館
アフガニスタンでの伊藤さんの活動を伝える写真展=磐田市見付の市立中央図書館

 伊藤さんが撮影した写真や所属していた支援団体「ペシャワール会」から取り寄せた写真計40枚を展示した。現地の子どもたちが顔を寄せてほほえむ姿や過酷な環境の中、生き生きとした表情で農業再建に汗を流す伊藤さんの姿を紹介。農林環境専門職大・短期大学部や磐田北高の学生有志がアフガニスタンの現状などをまとめた資料も並べている。
 主催した同写真展実行委の早川慶子代表は「伊藤さんの活動を知ってもらうことはもちろん、国際貢献や人間の生活基盤である農業・食の在り方について考えるきっかけになってほしい」と話した。
 19日午後1時半から、アフガニスタン出身で、故郷への救援活動を続けている島田市の開業医レシャード・カレッドさんを招いた講演会を磐田市立中央図書館で開く。入場無料。問い合わせは早川代表<電0538(32)0022>へ。

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