あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 事件事故しずおか

静岡県内ひき逃げ、1月だけで13件 県警「容疑者の徹底摘発続ける」

 2024年に入り、ひき逃げ事件が静岡県内各地で相次いでいる。29日現在で、23年1月中の3件を大幅に上回る13件。沼津市松長の県道で親子2人が死亡するなど悲惨な事件もあり、県警がいずれの容疑者も摘発している。県警交通指導課は急増の原因は特定できないとした上で「目撃者からの通報協力など、地域や関係者の協力を得て徹底摘発を続けていく」と強調する。

静岡県警
静岡県警

 同課によると、死亡ひき逃げは沼津の1件。重傷が2件、軽傷は10件。早朝や夜間を含めた幅広い時間帯に起きた。容疑者は20歳が最も若く、最高齢が85歳。
 逃走した13人の動機は、沼津の死亡ひき逃げの容疑者を含め、「事故の認識を否認」が4人で最も多かった。「大したことはないと思った」が3人で続き、「飲酒運転の発覚を恐れて」と「事故を起こしたことが怖くなった」が各2人、「事故の認識を半信半疑」と「他の犯罪の発覚を恐れて」が各1人だった。
 23年の発生は96件で、3年連続で100件を割った。摘発率は94・8%で過去10年で3番目に高く、死亡ひき逃げの摘発率は12年連続で100%だった。

▶ 追っかけ通知メールを受信する

事件事故しずおかの記事一覧

他の追っかけを読む