自宅で野鳥13種73羽飼育した疑い 男性を書類送検 沼津署
沼津市内で野鳥13種類73羽を無許可で飼育したとして、沼津署は16日、鳥獣保護法違反の疑いで同市の農業の男性(65)を静岡地検沼津支部に書類送致した。自宅や自身が所有する畑などで捕獲したとみられ、自作した箱わなや落としかご、おしわなを使っていた。「子どもの頃から鳥が好きで飼いたかった」と供述しているという。
書類送検容疑は6月23日、県の許可を得ないまま13種類73羽の野生鳥獣を自宅で飼育した疑い。男性は狩猟免許を持っていなかった。同署によると、男性が飼育したのはスズメやカワラヒワ、キジバト、ヒヨドリなど。捕獲後は鳥かごの中で飼育していたという。パトロール中の署員が発見した。