伊豆の旅館で26人が食中毒 全員快方へ
静岡県は2日、伊豆市土肥の旅館「碧(あお)き凪(な)ぎの宿明治館」に宿泊した10グループ26人が食中毒の症状を訴えたと発表した。患者9人の便からカンピロバクターが検出されたことから、県東部保健所は食中毒と断定し、同日から当分の間、同旅館を営業禁止にした。
県衛生課によると、26人は県内や東京都、群馬県、山梨県などから訪れた2~87歳の男女。10月21日から22日にかけて刺し身盛り合わせ、つみれ鍋、鶏クリーム煮などを食べて下痢、発熱、嘔吐(おうと)の症状が出た。全員が快方に向かっているという。