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テーマ : 事件事故しずおか

事故再発防止へ 神社本庁に要望書 静岡県警、山車事故受け

 伊豆の国市田京の市道で2023年11月に秋祭りの山車が横転し、参加した住民ら14人が死傷した事故を受け、静岡県警は21日までに、神社本庁(東京都)に対して同種事故の再発防止を求める要望書を提出した。交通指導課の鈴木駿介課長が同本庁を訪れ、関係者に手渡した。

神社本庁関係者に要望書を提出する静岡県警交通指導課の鈴木駿介課長(右)=15日、東京都の神社本庁
神社本庁関係者に要望書を提出する静岡県警交通指導課の鈴木駿介課長(右)=15日、東京都の神社本庁

 事故の教訓を県内と全国の各神社で広く共有し、住民ら関係者へ改めて周知してもらい、祭典行事の開催に伴う安全対策の徹底につなげるのが狙い。提出は今月15日に行った。
 要望の主な内容は、祭典関係者などの綿密な事前の打ち合わせの実施▽情報の共有と伝達▽技術・知識の確実な伝承▽山車運行前の現地調査と道路状況に応じた運行方法、安全の確認―の4項目。県警は2月下旬、同様の要望書を県神社庁(静岡市葵区)にも提出している。
 神社本庁は全国約8万社の神社を包括する。県内には約2800の神社がある。

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