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テーマ : 事件事故しずおか

「走り屋」警戒や事故防止 静岡市日本平、昼夜連続取り締まり

 静岡市の日本平パークウェイで週末夜間に危険運転が繰り返されていることなどを受け、静岡南署と県警交通指導課はこのほど2日間にわたり、速度取り締まりを同市駿河区の同パークウェイ上り線で行った。同パークウェイでの昼夜連続取り締まりは初めての試み。夜間は危険な運転や騒音で住民を悩ませる「走り屋」を警戒し、行楽期を迎え交通量が増える昼間には観光客らの事故防止に向けて速度違反に目を光らせた。

日本平パークウェイで速度取り締まりを行う署員=静岡市駿河区(写真の一部を加工しています)
日本平パークウェイで速度取り締まりを行う署員=静岡市駿河区(写真の一部を加工しています)

 昼夜連続で展開することで取り締まり強化路線の一つとしての認知を広げ、高速走行の抑止や事故防止につなげる狙い。
 初日は午後9時から同11時にかけて、直線が続く区間に可搬式速度違反自動取り締まり装置を設置して警戒に当たった。2日目の午前9~11時には同所で定置式速度取締機を活用した取り締まり活動を行い、周辺を白バイやパトカーで巡回した。制限速度40キロを大きく上回る車両が計20台以上確認された。
 同パークウェイでは3月、夜間に乗用車の転落事故が発生し、6月には早朝に乗用車の崖下転落やバイク2台が衝突する事故が相次いだ。取り締まりを強めた7月以降は重大事故の発生はないという。同署の鈴木英文交通課長は「引き続き取り締まりを強化していく」と述べた。

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