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テーマ : 事件事故しずおか

通学路の見守り強化 浜松・児童事故の現場周辺 地域一丸で

 浜松市南区の市道で下校途中の小学2年生の児童3人が軽乗用車にはねられた事故から一夜明けた27日。現場周辺では教師らが登下校時の児童を見守り、警察は緊急の特別警戒を実施した。保護者、地元ボランティアも活動に加わるなど、地域が一丸となって児童生徒の安全確保と再発防止に取り組んだ。

教職員(奥)が見守る中、現場付近を通って登校する可美小の児童=27日午前7時半ごろ、浜松市南区
教職員(奥)が見守る中、現場付近を通って登校する可美小の児童=27日午前7時半ごろ、浜松市南区
事故現場付近で交通指導を行う警察官=27日午後3時15分ごろ、浜松市南区
事故現場付近で交通指導を行う警察官=27日午後3時15分ごろ、浜松市南区
教職員(奥)が見守る中、現場付近を通って登校する可美小の児童=27日午前7時半ごろ、浜松市南区
事故現場付近で交通指導を行う警察官=27日午後3時15分ごろ、浜松市南区

 被害児童が通う可美小は教職員が通学路に立ち、登下校の様子を見守った。3年生の息子を持つ男性(44)は「痛ましい事故で残念。子どもの不安を少しでも和らげたい」と登校に付き添った。
 同校は週明けからPTAやボランティアとの協力による対応を検討する。中村孝夫校長は「保護者や地域と連携して対策を考えたい」と話す。市教委は通学路の点検や登下校の指導を行うよう学校に通達する予定だ。
 県警交通部と浜松東署は事故を受け、通学路の特別警戒を急きょ実施した。同署の交通課や地域課、県警交通機動隊などから約40人が参加し、パトカーと白バイで南区内を中心に巡回した。事故が発生した現場付近で速度違反車両の取り締まりなども行い、通行車両に速度を落として歩行者に配慮した運転をするよう指導した。

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