磐田の橋2カ所で「橋名板」計6枚盗難 市が被害届提出
磐田市は11日、同市中平松と同市大久保の2カ所の橋で、橋の名前を記した真ちゅう製の「橋名板」計6枚(30万円相当)が盗まれたと発表した。市はうち4枚(20万円相当)について、磐田署に被害届を提出した。
市道路河川課によると3日午前、中平松橋の橋名板がないことに気付いた市民が交流センターへ連絡。4日午後、同課職員が4枚が外されていることを確認した。直近の2021年の点検時には橋名板の有無は確認していなかったという。
盗難を受けて市が4日、市内65カ所の橋を緊急点検したところ、安井谷橋(同市大久保)の橋名板計2枚も盗まれていたことが新たに判明。市は少なくとも10年ほど前に盗まれた可能性があるとみて、この2枚は被害届の提出を見送った。
市は今後、橋の点検、巡回を強化する方針。
橋名板の盗難は8月に入り、掛川、湖西、袋井市でも明らかになっている。