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テーマ : 事件事故しずおか

掛川市長 「密室にならない環境を」 医師逮捕で再発防止求める 

 中東遠総合医療センターの医師(43)が強制わいせつ罪で起訴されたことを受けて、掛川市の久保田崇市長は7日の定例記者会見で「医師と患者が診察室内で二人きりにならない環境づくりが必要」と述べ、再発防止策の実施を病院に強く求めていく考えを示した。
 久保田市長は「事実関係を確認できていない」と前置きした上で「遅い時間帯にわいせつな行為があり、動画が撮影されていたとの情報がある。看護師が立ち会うなど密室にならないための物理的な防止措置は、互いの誤解を防ぐ意味でも必要だ」と述べた。捜査に全面協力する姿勢を示し、「市民の信頼を損ねたことを深くおわびしたい」と改めて陳謝した。
 医師は10代女性に診察行為を装ってわいせつな行為をしたとして、強制わいせつなどの疑いで7~9月に計3回、掛川署に逮捕された。静岡地検浜松支部は6日、このうちの1件について静岡地裁浜松支部に起訴した。
 (掛川支局・高林和徳)

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