馬場兄弟が年間王者 オフロードバイク全日本選手権 大貴さん、亮太さん(浜松)喜び報告
昨年のオフロードバイク全日本選手権でそれぞれ年間王者となった浜松市北区の馬場大貴さん(30)=TEAM887 with YSP浜松所属=と弟の亮太さん(25)=同=が19日、市役所を訪れ、鈴木康友市長に優勝の喜びや今後の抱負を伝えた。
レースは自然の地形を生かしたコースが舞台で、大貴さんは3時間周回して順位を競う「全日本クロスカントリー選手権」(全9戦)、亮太さんは指定区間のタイムを争う「全日本エンデューロ選手権」(全8戦)のトップカテゴリーに参戦した。大貴さんは5勝を挙げて2連覇を達成し、亮太さんは史上初の開幕6連勝で頂点に立った。
大貴さんは「浜松の皆さんの応援で、チャンピオンになることができた。競技の普及にも努めたい」と意気込み、海外挑戦にも言及した。レース中の負傷で一度は引退しながら、昨年復帰した亮太さんは「優勝を狙うとともに、子どもたちの指導にも力を入れたい」と意欲を見せた。
鈴木市長は「兄弟のチャンピオンは素晴らしい。引き続き期待しているので頑張ってほしい」とエールを送った。