テーマ : 福祉(障がい者・子ども)

「やった!」初ゴールに笑顔⚽ 肢体不自由児ら 静岡でサッカー挑戦

 静岡市内で肢体不自由児の保護者向けサロンを運営する団体「ハナソ」はこのほど、肢体不自由児らが対象のサッカー教室を同市葵区の藁科中で開いた。サッカーJ3アスルクラロ沼津のスタッフが講師となり、参加した約20人にサッカーや運動の楽しさを教えた。

白熱した試合を繰り広げた参加者=静岡市葵区
白熱した試合を繰り広げた参加者=静岡市葵区

 外出にハードルを感じる肢体不自由児や家族に、屋外活動へ前向きな気持ちを持ってもらうため企画。参加者は鬼ごっこやシュート練習を行った後、試合に挑戦した。ゴール前に来たボールを車椅子でうまくブロックしたり、ドリブルで相手をかわしたりするなど白熱した試合を繰り広げた。激しい競り合いの末にゴールが決まると、チームメート同士で「やった」と喜んだ。
 焼津市立港小2年の砂川恭嗣朗君は「初めてサッカーをした。点をたくさん決めることができて楽しかった」と笑顔で話した。

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