テーマ : 福祉(障がい者・子ども)

待機児童3年連続ゼロ 浜松市

 浜松市は28日、市内保育所施設への入所を希望していても入れない待機児童が3年連続でゼロ(1日時点)だったと発表した。2022年度から希望施設の申請を3カ所から5カ所に増やし、マッチング率を向上させたことなどが奏功しているとみられる。

浜松市の保育所施設の定員と待機児童数の推移
浜松市の保育所施設の定員と待機児童数の推移

 市幼児教育・保育課によると、23年度の申し込み児童数は1万5146人で、新型コロナの影響で利用控えがあった前年度よりも340人増加した。定員数は6人減の1万7455人。申し込みの増加に伴い、特定施設を希望するなどの理由で待機児童から除外される「保留児童」は91人増の400人だった。
 市は子ども・若者支援プランを策定した15年度以降、施設定員を6千人以上拡充している。待機児童数は15年度の407人をピークに減少を続け、21年度からゼロが続いている。
 同課の担当者は「保留児童の大半を占める0~2歳児などの定員確保を進めていきたい」と話している。

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