テーマ : 福祉(障がい者・子ども)

こども食堂に余剰弁当寄付 清水区の宅配クック123

 高齢者向けの弁当宅配を手がける「宅配クック123」静岡桜橋店(静岡市清水区)が30日から、余剰弁当をこども食堂に寄付する。フードロス対策と子どもの支援を兼ねた活動。

当日余った弁当について説明する沼田社長(左)=静岡市清水区の宅配クック123静岡桜橋店
当日余った弁当について説明する沼田社長(左)=静岡市清水区の宅配クック123静岡桜橋店

 同店は同市内の個人宅や施設に毎日昼食と夕食計1200個を配達しているが、デイサービスで当日の利用キャンセルが生じるなどして1日当たり10~20食ほどが余り、廃棄している。沼田直樹社長から県社会福祉協議会の高橋邦典常務理事に相談したところ、こども食堂に声をかけ、4カ所が寄付を希望する意向を示した。沼田社長は「せっかく作った弁当を捨てず、子どものために有意義に使ってもらえることが本当にうれしい」と笑顔を見せる。
 同店はほかにも利用希望の食堂を募っていて、30日に説明会を開く。指定時間に同店に受け取りに行くことができるなど条件がある。
 問い合わせは同店<電0120(512)380>へ。

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