テーマ : 福祉(障がい者・子ども)

裾野市 こども園、富岡と深良に 幼保一体型 26年開園目指す 

 裾野市は13日の市議会全員協議会で、隣接する富岡と深良地区に幼保一体型の認定こども園計2カ所を整備する方針を明らかにした。ともに2026年4月の開園を目指す。
 いずれも市立の富岡第一幼稚園と富岡保育園、深良幼稚園と深良保育園の4施設をこども園2カ所に再編する。うち1カ所は市立とし、11年度に大規模改修した富岡保育園の施設を利用する。定員は60人前後。
 残り1カ所は民間事業者を誘致して私立とする方針。定員は100人前後。老朽化や大規模漏水で廃止した同市石脇の「市立水泳場」(市営プール)の跡地に新設する。
 少子化や共働き世帯の増加を踏まえ、市は民間の参入を促しながら今後15年かけ、こども園を中心に幼児施設を全市的に再編する計画。富岡、深良地区が再編の第1弾になる。小中学校のような学区は設けず、自宅や保護者の勤務先に応じて柔軟に園児を受け入れるという。

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