テーマ : 福祉(障がい者・子ども)

磐田市 給付金上乗せ 低所得子育て世帯向け

 磐田市は27日の市議会議員懇談会で、物価高騰対策で低所得の子育て世帯の家計を支援する国の「子育て世帯生活支援特別給付金」に、独自に5万円を上乗せし、子ども(18歳以下)1人当たり10万円を支給する方針を示した。市によると、同給付金への上乗せは県内初という。
 市議会6月定例会に提出する2022年度一般会計補正予算案に事業費3億800万円を計上する。上乗せ分は、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用する。
 支給対象は約1850世帯3千人。児童扶養手当受給世帯は6月末までに、住民税非課税の世帯は7月末までに支給する。いずれも事前申請は不要。今年に入ってコロナ禍で収入が減少した世帯などは申請が必要で、申請受理日の翌月末に支給する。
 同補正予算案には、学校給食の食材費7400万円も追加する。物価が高騰する中、給食の質を保ちつつ、保護者の負担を増やさないよう、公費で不足する食材費を補う。財源には国の臨時交付金を充てる。

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