テーマ : 福祉(障がい者・子ども)

妊娠前から出産…高校生まで 子育て支援1冊に 三島市「すくすくガイド」作成

 三島市は母親の妊娠前、妊娠期から子どもの出産、幼児期、高校生まで年齢に応じた市の子育て支援策を1冊にまとめた「みしまっ子すくすくガイド」を作成した。子どもの成長過程において担当する部署が変わるケースもあり、一覧表で示して全庁的に子育てをサポートする態勢を整えた。

子育て支援策をまとめた「すくすくガイド」
子育て支援策をまとめた「すくすくガイド」

 妊娠前、妊娠期では不妊・不育症治療やアプリを活用した電子母子手帳サービス、出産時には第1子に1万円、第2子に5万円、第3子以降に15万円を支給する「すくすく祝金」などの独自施策を掲載している。高校生相当年齢までは医療費を無料とするほか、子育てコンシェルジュや育児サポーターなど母親の心身を支える取り組みも行っている。
 ガイドはA4判、14ページ。一覧表とともに成長過程ごとの支援策が記されているほか、各項目に記載したQRコードをスマホで読み取ると詳細な内容を確認できる。市は母子手帳の交付時や健診時に加えて市役所など各公共施設でも随時配布し、「三島を子育ての地に選んでもらいたい」としている。

 

いい茶0

福祉(障がい者・子ども)の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞