テーマ : 福祉(障がい者・子ども)

町立保育施設の再編で意見交換 清水町が教育会議

 清水町は15日、総合教育会議を町役場で開き、町立の4幼稚園と2保育所のあり方について意見交換した。町は共働き世帯の増加などで幼稚園利用者が減っているため、保育施設の再編を検討していることを報告した。
 来年度の幼稚園入園予定者は1月時点で計282人、定員充足率は36・6%の見通し。4園を2カ所に統合するなど教育委員会が想定した複数の再編案と、民間導入も検討していると説明した。
 関義弘町長と朝倉和也教育長、教育委員4人らが参加。委員からは「幼保一体型の認定こども園はどうか」「医療機関と連携するなど特色を出すとよい」といった意見が出た。裾野市をはじめ全国各地で相次いでいる不適切保育を踏まえ、「公立園の安心感があるため、町が全てを手放してほしくない」との声も聞かれた。
 町は来年度、再編計画を策定する方針。

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