テーマ : 福祉(障がい者・子ども)

スポーツ選手の有志プロジェクト 磐田で児童サッカー教室

 サッカーJリーグの静岡県内4クラブをはじめ、スポーツ選手有志でつくる「ワン・シズオカ・プロジェクト」は28日、小学生を対象にしたサッカー教室を磐田市南平松の竜洋スポーツ公園で開いた。児童約60人が参加し、アスリートと交流しながら実践的な技術を磨いた。

懸命にボールを追いかける子どもたち=磐田市南平松の竜洋スポーツ公園
懸命にボールを追いかける子どもたち=磐田市南平松の竜洋スポーツ公園

 同団体は、新型コロナ禍の影響で大変な思いをしている人たちを勇気づけようと2020年に発足した。「スポーツの力で静岡をひとつに」を合言葉に、団体や競技の垣根を越えたイベントを開催している。この日は、ジュビロ磐田やアスルクラロ沼津に加え、女子サッカーの静岡SSUボニータや女子7人制ラグビーのアザレアセブンの選手ら計14人が参加した。
 選手を交えて試合を行った子どもたちは、懸命にボールを追いかけて鋭いシュートを放つなど、熱戦を繰り広げた。ラグビー教室も併せて行い、タックルバッグを持った選手に勢いよく体当たりする練習などに挑戦した。
 豊田東小5年の氏原脩斗くん(11)は「選手たちと楽しみながらサッカーができて良い思い出になった」と笑顔をみせた。ジュビロ磐田の山田大記選手は「夢を追いかける子どもたちを楽しませることと、困っている子どもの支援活動の二軸で、取り組みを続けていきたい」と思いを語った。

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