テーマ : 福祉(障がい者・子ども)

長泉の保育施設、DXを本格導入 利用申請や登園管理

 長泉町は、保護者の利便性向上と職員の業務効率化につなげるため、町立の保育施設でDX導入を本格化させている。10月からは保育所、認定こども園、小規模保育事業所への利用申し込みの電子申請を開始した。
 町によると保育所の利用申請は役場内でもっとも複雑な手続きの一つ。これまでは平日の開庁時間に特設した窓口での受け付けに1人あたり10~15分かかっていた。電子申請により受付時間の短縮や24時間申請を実現し、申請情報を統計化してデータ活用できる利点があるという。紙面申請も引き続き可能で、紙面を読み取って自動入力するシステムを2021年度から試験的に導入している。
 このほか、今年9月から登降園管理の支援システムを町立幼稚園、保育所、認定こども園で導入した。スマートフォンのアプリで登降園の時刻を管理できるほか、園と保護者間の連絡もできる。
 10月からはQRコードによる電子決済の実証実験も二つの町立認定こども園で始めた。預かりや延長、長期預かりの支払いをPayPay、LINE Pay、d払い、Fami Pay、楽天Payで支払える。

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