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⚾春季高校野球東海大会 20日開幕 静岡県勢は加藤学園、日大三島が出場

 第70回春季高校野球東海大会が20日、草薙、清水庵原球場で開幕する。県大会で初優勝した加藤学園は大垣日大(岐阜2位)と、準優勝で7年ぶり出場の日大三島は東邦(愛知1位)と初戦でぶつかる。大会は各県上位2校が出場し、決勝は23日に行われる。
加藤学園 投手陣 粘れるか photo03 春の大会で初優勝した加藤学園ナイン
 加藤学園が対戦する大垣日大は昨秋の東海4強で、同地区3枠目として今春の選抜に出場した。一方、加藤学園は昨秋、同じ4強に進出したが選抜を逃した。米山監督は「緊張感のある公式戦ができるのでプラスにしたい。相手よりも自分たちの野球をすることを意識する」と話す。
 県大会ではエース左腕吉川が切れのある直球と変化球との緩急で打者を翻弄(ほんろう)。準決勝では県大会初登板の右腕小沢が好投し、投手層は厚みを増した。そつのない相手打線に各投手が粘れるか。
 攻撃陣は大黒柱の主将太田がけがから復帰。2番大木や3番藤沢らは長打力があり打線の軸になる。太田は「今の力を試せる。気持ちの面で上回り、勝ちたい」と気合が入っている。

日大三島 強豪相手 接戦を photo03 7年ぶりに出場する日大三島の選手
 日大三島が初戦でぶつかる東邦は、149キロ右腕宮国ら力のある投手がそろい、打線も強力。今春選抜16強の強豪に永田監督は「当たりたかった。このチームでどこまでできるかチャレンジしたい」と意欲的だ。技巧派左腕関野を中心にした投手陣が、ロースコアの接戦に持ち込みたい。
 打線は昨年春夏の甲子園を経験した選手が多く残る。中心は綱島と永野。県大会でも好機にきっちり結果を残し、チームの得点源になった。強打に加え小技もうまい俊足寺崎、長打力が光る池口への期待も大きい。
 永野は投打でフル回転した県大会同様、重責を担うことになりそう。「東海で一番強い相手とできるのでうれしい。全員で一つになって戦いたい」と撃破を狙っている。
 (吉沢光隆)

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