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細野氏 静岡県連大会出席へ 自民5区代表会議 支部長問題、面会し検討

 自民党衆院静岡5区支部代表者会議が7日、三島市内で開かれた。5区支部を構成する6市町支部の代表者は、2021年11月に入党した党静岡県衆議院支部長の細野豪志衆院議員(静岡5区)が、5月29日の党県連大会に出席することを了承した。空席状態が続く5区支部長については、2市町支部が細野氏就任に賛同、4市町支部は細野氏と直接、意見交換して検討することを決めた。城内実県連会長は同大会までに各支部の意向を確認した上で、一定の方向性を示す方針を明らかにした。

支部長問題などを議論した自民党衆院静岡5区支部の代表者会議=7日午前、三島市内
支部長問題などを議論した自民党衆院静岡5区支部の代表者会議=7日午前、三島市内

 会議は非公開。細野氏の県連大会出席を巡っては、22年の大会に一部の県議らが細野氏出席を模索したものの、県連内部の反発もあって実現しなかった経緯がある。今回の大会について、県内選出の党国会議員は地元支部の了承を条件に出席を認めているという。
 同支部代表者会議の参加者によると、県連役員は、衆院解散・総選挙の観測もある中で支部長を早期に決定するよう党本部から指示があったと説明した。各支部代表は細野氏の支部長就任への見解を述べた。
 裾野市支部は4月中旬に同氏の就任を求め、県連に上申済み。函南町支部は容認の意向を示した。一方、2月下旬から同氏と意見交換を始めた富士市富士支部と、これまで協議の機会がなかった三島、御殿場、小山の計4市町支部からは、期限を定めずに協議したいとの意見があったという。
 会議後の取材に城内県連会長は「細野議員と各支部との意見交換を踏まえて方針を決める。ただ、いつまでも先延ばしできない。29日までに一定の方向性が出てほしい」と述べた。
 協議を求めた支部の代表者の1人は「細野氏を受け入れざるを得ない状況は理解しているが、これまで戦ってきた党員への説明責任がある」と述べた。

 

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