テーマ : 美術・絵画・写真

静岡新聞夕刊小説「頼朝」挿絵も展示 画家山田ケンジ企画展 22日から静岡の駿府博物館

 静岡市駿河区の駿府博物館で22日に開幕する企画展「挿絵画家 山田ケンジの世界」(同館主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の展示作業が18日、行われた。

展示作品の位置を調整する画家の山田ケンジさん=静岡市駿河区の駿府博物館
展示作品の位置を調整する画家の山田ケンジさん=静岡市駿河区の駿府博物館

 山田さんは静岡市葵区在住で本紙夕刊小説「頼朝 陰の如(ごと)く、雷霆(らいてい)の如し」(秋山香乃さん作)で挿絵を担当した。「頼朝」の挿絵のほか、直木賞作家の門井慶喜さん、西條奈加さんの小説用に描いた扉絵の原画、「愛・地球博」で手がけた公式会場俯瞰(ふかん)図など全132点を展示する。
 山田さんは「『頼朝』の挿絵は誰もが知る歴史上のスターを自分なりの解釈で描く過程が楽しかった。原画ならではの力強さと味わいを間近で感じてほしい」と話した。
 会期は6月11日まで。5月13日に門井慶喜さんを招いた対談、同27日に山田さんがギャラリートークを行う。問い合わせは同館<電054(284)3216>へ。

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