「一人一人の文化、尊重を」 島田市国際交流協 大津小で授業
島田市国際交流協会はこのほど、同市の大津小で米国の文化を紹介する出前授業を開いた。市学生親善使節として、高校3年時に米国リッチモンド市にホームステイした静岡文化芸術大(浜松市中区)4年の喜瀬川優稀さん(23)が講師を務め6年生28人が聴講した。
喜瀬川さんはホームステイ先が中国人の家庭だったことやメキシコ系米国人の友人ができたことなどを挙げて米国に暮らす人種の多様性を説明。「一人一人の持つ文化を尊重することの大切さを知った。同時に自分の国の文化をもっと好きになった」と振り返った。
同校6年の大石愛莉さん(12)は「いろんな人がいてびっくりした。自分もいつか外国に行ってみたい」と話した。