教育DXの助言求める 島田市フェローに小出さん
島田市は11日、大阪教育大と愛知教育大でいずれも客員教授を務める小出泰久さんを市教育DX(デジタルトランスフォーメーション)フェローに委嘱した。
国の「GIGAスクール構想第2期」(2024~28年度)開始に合わせ、校務DX計画や1人1台端末の利活用にかかる計画の策定などへの助言を求めていく。教職員の業務効率化を図り、学校教育の質の向上を目指す。任期は27年3月末まで。
オンラインで委嘱式を開き、染谷絹代市長が「国の方向性などを教えていただきながら、教育DXの推進に向けた提言をお願いしたい」とあいさつした。小出さんは「子どもたちにどれだけよい教育を提供できるかが課題。現場の声を聞きながら、国の政策にもフィードバックしていきたい」と応えた。