静岡県産材の魅力 触って体感 島田の児童、原木市場を見学
島田木材協同組合は22日、原木市場の見学会を島田市御請のスンエンで開いた。六合小と六合東小の児童が訪れ、静岡県産材に触れながら木材産業への理解を深めた。
開催中の県優良素材普及展示即売会の会場で、大井川や安倍川流域などで切り出されたヒノキなどを見学した。子どもたちは触ったり匂いを嗅いだりしながら、組合員から用途などの説明を受けた。樹齢100年以上のケヤキも出品され、大きさに驚く児童もいた。隣接するプレカット工場では、住宅建築に使用される木材の加工現場を見て回った。
川村右介理事長は「古くから木材産業が盛んな地元を知り、県産木材の素晴らしさを感じてくれればうれしい」と話した。