農業用水の大切さ 動画でPR 島田商高生制作
島田商高生は9日、農業用水の大切さを知ってもらうために大井川土地改良区の業務内容を紹介するPR動画を制作、島田市の同土地改良区事務所で職員らにお披露目した。制作に関わった生徒3人と土地改良区の内田幸男理事長らが立ち会った。
動画は約7分間で、土地改良区の制服を着たVtuber(ブイチューバー)が人工知能(AI)を活用した音声で解説する。業務内容や大井川の水の活用方法の紹介に加え、ごみの不法投棄防止を呼びかけている。
制作は、同校が土地改良区から「活動を広く知ってもらいたい」と相談を受けたことがきっかけ。同校3年の福世絢音さん、柴野明里さん、平野絵梨さんが約半年かけて制作した。
内田理事長は「才能ある高校生がエネルギーをかけて作ってくれた。動画を通じて水の大切さを認識してもらいたい」と感謝した。動画は今月中にユーチューブで公開する予定。