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テーマ : 島田市

「金谷高、心に残り続ける」 57年の歴史に幕 島田で閉校式典 

 本年度末で閉校する県立金谷高は1日、閉校式典を島田市金谷根岸町の同校体育館で開いた。卒業生や保護者、学校関係者、地域住民らに見守られながら、57年の歴史に幕を下ろした。

卒業生を代表し、閉校式典で謝辞を述べる片岡さん(右)=島田市の県立金谷高
卒業生を代表し、閉校式典で謝辞を述べる片岡さん(右)=島田市の県立金谷高

 12人の卒業生を代表し、片岡里桜さんが「この校舎で過ごした日々は決して色あせることなく、いつまでも私たちの心に残り続ける」と謝辞を述べた。
 丸沢克夫後援会長は「第1回卒業生として、60年間金谷高とともに歩んだ」と振り返り、清水唯史同窓会長は「学校はなくなるが同窓会は継続し、卒業生の絆を築いていく」と思いを新たにした。出席者全員で校歌も斉唱した。
 代表生徒が壇上で校旗を降納し、県教委の塩崎克幸教育監に返還した。
 同校は1949年に島田商業高金谷分校として設置されたのが始まり。59年に小笠農業高五和分校と合併し、島田高金谷分校に改称。67年に独立校に昇格し、金谷高として歩んだ。
 4月5日には校舎を活用して開校する県立ふじのくに国際高の開校式と入学式が実施される予定。
 (島田支局・寺田将人)

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