マルチコピー機で公的証明書を交付 島田市役所で運用開始
島田市は1日、公的証明書交付用マルチコピー機(キオスク端末)の運用を市役所1階ロビーで開始した。マイナンバーカードを利用した端末での証明書の交付増加につなげ、窓口の混雑緩和や市民の利便性向上を目指す。
マルチコピー機は住民票の写しや印鑑登録証明書、戸籍証明書などが発行できる。マイナンバーカードが必要で、窓口より100円安い。コピーサービスも利用できる。書類の記入などは不要で、支払いは現金のみ。運用初日はセレモニーを行い、染谷絹代市長が住民票の写しを発行した。
同市は窓口の混雑緩和のため、2017年1月からコンビニに設置した端末での証明書交付事業を開始しているが、2月末時点のコンビニでの交付率は26%にとどまっている。窓口職員による操作説明を受けながら実機を体験してもらうことで、端末による交付率向上を目指す。