ジャバラ、グミで味わって 酸味と甘みバランス良く 島田の会社が開発
かんきつ類のジャバラの生産や6次産業化に取り組む島田市の合同会社「大井川地域再生」(紅林貢代表)が新商品のグミを開発した。マーマレードやパウダー、ストレート果汁に続き、より食べやすいおやつやお土産として売り出している。
花粉症などアレルギーの抑制効果があるとされるナリルチンの含有量が多いジャバラに着目し、耕作放棄地などを活用して生産している。グミは無香料、無着色で子どもでも食べられるという。酸味と甘みのバランスが良い「大井川じゃばらぐみ」と、ナリルチンが多く含まれる果皮パウダーを配合した「大井川じゃばらぐみ パウダーin」の2種類を用意した。
紅林代表は「グミブームもあり、お菓子感覚で気軽に食べてほしい。今後もさまざまな商品を開発していきたい」と話した。
KADODE OOIGAWAや市観光案内所おおいなび、蓬莱橋897・4茶屋などで販売している。
(島田支局・寺田将人)