あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 島田市

日中韓の茶文化触れて 抹茶・煎茶7流派集う 東アジア文化都市大茶会が開幕 島田のミュージアム

 静岡県内の抹茶・煎茶7流派が集い、日中韓3カ国の茶文化に触れる「茶の都 東アジア文化都市大茶会」が1日、島田市のふじのくに茶の都ミュージアムで始まった。3日までの期間中、日替わりで3流派が趣向を凝らした茶席を構え、来場者をもてなす。

各流派が趣向を凝らした茶席を設け、来場者をもてなした「茶の都 東アジア文化都市大茶会」=島田市のふじのくに茶の都ミュージアム
各流派が趣向を凝らした茶席を設け、来場者をもてなした「茶の都 東アジア文化都市大茶会」=島田市のふじのくに茶の都ミュージアム

 敷地内にある江戸時代の大名茶人・小堀遠州ゆかりの茶室「縦目楼(しょうもくろう)」に本席、館内に立礼席と野だて席が設けられた。着物姿の女性や関係者が各流派の茶や和菓子を味わった。中国や韓国の茶器も用いられ、風情ある空間を楽しんだ。来場者には日中韓の茶の歴史を紹介した冊子も配布した。
 開会式で県茶道連盟の青島宗智理事長は「世界的な日本茶ブームがある。中国や韓国でも注目され、茶道を学ぶ方が増えている。伝統文化の継承につなげたい」とあいさつした。
 大茶会は日中韓の都市が文化を通じて交流する「東アジア文化都市2023静岡県」の専門協働プログラムの一環。同連盟と静岡新聞社・静岡放送による実行委が主催した。
 期間中、同ミュージアムは入館無料。JR金谷駅からシャトルバスを運行する。当日券(1席1100円)も若干の用意がある。

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

島田市の記事一覧

他の追っかけを読む