今夏の死者と行方不明者6人 下田海保発表
下田海上保安部はこのほど、今夏(7~8月)の人身事故と船舶海難の発生状況(速報値)を発表した。死者と行方不明者はマリンレジャー関連が昨夏と同じ6人、船舶海難はゼロだった。
マリンレジャーに伴う人身事故は20人(前年同期比15人減)。遊泳中が8人で最も多かった。釣りの最中の海中転落は4人。船舶海難は8隻(同1隻増)で船種別ではプレジャーボートが6隻と突出している。機関故障や荒天に伴う運航不能が半数以上を占めた。
海保はマリンレジャーの際のライフジャケット着用徹底を啓発するとしている。船舶のエンジントラブル防止へ航海前の検査実施や、定期的な点検作業の励行も呼びかける方針。