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静岡県勢 Jリーグ優勝、飛躍目指して【ペナルティ・ヒデ FooTALK!/SBSラジオ番外編】

 新しい年を迎えました。元日には日本代表の試合があり、6万人以上の観客が入りました。非常に素晴らしいことだと思います。これまでは天皇杯の決勝がありましたし、全国高校選手権を含め、正月のエンターテインメントとしてサッカーが根付いている表れでしょう。

 Jリーグ32年目のシーズンも始動しています。ジュビロ磐田は、遠藤保仁さんの現役引退のニュースがありました。大ベテランがピッチを去り、オフには昨季を支えた複数の選手も退団。ただ、若手を起用していたチームなので、そういった選手たちが「もうJ2は嫌だ。ずっとJ1でやりたい」とどれだけ思うかで決まるんじゃないかな、と。
 J2を優勝して昇格したわけではないし、もしかしたら今年もJ2だったかもしれない。その危機感をどれだけ共有できるか。J2の苦い水を飲んだことを忘れず、静岡の代表としてしっかりJ1を戦って、もちろん優勝を目指してほしいです。
 危機感に関しては、清水エスパルスがもっと感じているかもしれません。秋葉忠宏監督体制の2年目となり、昇格せずには終われないでしょう。昨季にFC町田ゼルビアがやった独走を、今度は清水がやらないと。無敗で完全優勝するつもりで戦ってもらいたい。
 藤枝MYFCは今季も攻撃的なサッカーで挑むと思いますが、昨年までの戦い方にどうプラスしていくのかは一番楽しみなところ。スタジアムの改修で収容観客数も増えます。本拠地を埋めるために、クラブスタッフの頑張りも必要になるでしょう。
 アスルクラロ沼津は今季もゴン(中山雅史)さん体制。昨年末に伊東輝悦選手と川又堅碁選手を招いてトークイベントをした際、2人に「ベテランが元気だね」と言ったら、「一番元気なのはゴンさんだ」と答えていた。ゴンさんを見て「俺たちももっと頑張らなければ」と思ったんですって。選手の思いを聞くと、今年はやるだろうな、という気がしています。
 (SBSラジオパーソナリティー)

 静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」は毎週火曜日午後7時からSBSラジオでオンエア中

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